園長メッセージ


 「結のいえ保育園は」は、平成28年春、事業所内保育園として湊水産株式会社の社屋の一室で産声をあげました。「子どもを安心して預ける場所がない」というお母さんお父さんの応援団になりたいという熱い思いから生まれた保育園です。湊水産株式会社の従業員のお子さんはもちろん、地域のお子さんもお預かりしています。

 平成29年7月には、大きな窓と高い天井、そして木の香りのする新しい園舎が完成しました。園庭には大きなシンボルツリーと砂場、子どもたちの大好きなちびっこハウスがあります。

  「結のいえ保育園」には、朝から元気な子どもたちの声が響いています。結のいえでは、子どもたちが自分の好きを自ら選択していけるようにひとりひとりの個性や考えを大切にしています。そして、子どもたちが様々な遊びの中で試行錯誤しながら成長していけるように見守る保育を実践しています。また、絵本の読み聞かせやごっこ遊び、季節の歌や手遊び、ダンスやキッズ体操、豆まきやひな祭りなどの行事も取り入れ、子供たちの心や体の健やかな成長を目指しています。

 

「結のいえ保育園」園長 佐々木芳美


ごあいさつ

皆さま、こんにちは。

私たちは、国から企業主導型保育事業の助成を受け、「結のいえ保育園」を運営しています。

甚大な被害をもたらした東日本大震災震災の5年後、石巻の地域の復興と石巻の産業発展のために何かしたいと考え、事業所内に保育園を開園する決意をしました。私たちは、石巻の企業と連携し、各企業がこれまで積み上げてきた技術を伝承するために、子育て中のお母さんお父さんを応援することで石巻の未来に貢献したいと考えています。

 「結のいえ保育園」は、お母さんお父さんが安心して働ける環境を作り、石巻の未来を担う子どもたちが伸び伸びと笑顔で過ごせる「いえ」になることを目指しています。

 次の年の7月には工場の敷地内に新しい園舎が完成させました。湊水産は、子育てをしながら働く人に優しい企業になること、子育てしやすい社会を作ることを使命と考え、これからも 未来を見つめて頑張っていきます。

 

湊水産株式会社 代表取締役 木村一成


「結のいえ保育園」の理念と保育目標

 【理念】   お互いに助け合うことができる、自立した子どもと大人を育む

 【保育目標 (目指す保育の姿)】

・誰にとっても、安全で安心な保育

子ども・保護者・スタッフ、誰にとっても安全で居心地の良い場所・空間・時間を創ります。

・子どもの個を大切にする保育

ひとりひとりを見守り、大切にすることで基本的生活習慣が身に付いた子どもを育みます。異年齢での遊びや活動を通して子どもの自立と成長を促します。

・保護者と共に歩み、寄り添う保育

保育者と保護者、関わる人すべてが連携し対話を重ねることで、保育者・保護者も共に成長します。

・地域との繋がりを大切にする保育

地域との繋がりを大切にすることで、お互いに助け合う事ができる子どもと大人を育みます。